バイク通勤にはセンタースタンド!サイドスタンドとの違いと立て方のコツ

バイク通勤にセンタースタンドは必要?」

「立て方のコツは?後付けとかできるの?」

「バイクのスタンドにはどんな種類があるの?

そんなアナタのための記事。

アナタの大切なバイクの自立への一歩、お手伝いします。

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バイク通勤にはセンタースタンドが必要?サイドスタンドとの比較

バイクは自転車と同じく、2輪しかありませんので、その辺に止めておくにはスタンドが必要です。

とは言っても、市販のバイクには標準でスタンドが付いているので、あまりスタンドについて考えたことがないかもしれませんね。

そんなスタンドですが、実はかなり重要な要素なのです。

あまりスタンドについて考えずにバイクを選んでしまうと、あとで後悔することになります。

センタースタンドとは?

バイクのスタンドには、センタースタンドとサイドスタンドがあります。

きっとアナタも見たことがあるハズ。

センタースタンドは、その名の通り、車体のセンター(真ん中)で車体を持ち上げて固定るスタンドです。

400cc以上の大きなバイクになると、少しコツをつかまないとセンタースタンドを立てることはできません。

最悪、バランスを崩して立ちゴケしてしまうことでしょう。

コレだけ聞くと、なんだかセンタースタンドが良くないモノのように思うかもしれませんが、センタースタンドにはサイドスタンドにはないメリットがあります。

そのメリットは、メンテナンス時給油時に明らかになります。

後で詳細はお伝えしますが、センタースタンドが付いているバイクだと、非常にメンテナンスがやりやすいです。

また、給油する際にもバイクを傾けずに停めておくことができるので、満タンまでしっかり給油することができて、スッキリ。

・・・吹きこぼれにはご注意ください。

センタースタンドはメインスタンドと同じもの

バイクメーカーによっては、センタースタンドのことをメインスタンドと言ったりしますが、両者は同じものを意味します。

なので、車種の説明にメインスタンド付きと記載されていれば、センタースタンドが付いているという意味ですので、安心してください。

では、なぜメインスタンドと呼ぶのか。

そして、サイドスタンドは、なぜサブスタンドと呼ばれないのか。

謎が謎を呼んでいますが、大した理由は無いので気にしないでください。

私くらいしか気にしていないとは思いますが、きっと、センタースタンドこそがメインなスタンドということなのでしょう。

センタースタンドの方がメンテしやすいし・・・。

センタースタンドのメリット

センタースタンドのメリットと言えば、やはり安定性です。

バイクがまっすぐ上に持ち上げられますので、自然な体勢で停車できます。

もう一つの大きなメリットとしては、メンテナンス性が良いこと。

車体が傾かずに後輪が上に持ち上がる形で止まっていてくれますので、非常にメンテナンスがしやすくなります。

自分で後輪を外しちゃうようなアナタにはピッタリ。

ガソリンを入れるときでも、タンクが斜めにならないため、サイドスタンドの時よりも満タンに入れることができて気分が良いです。(ギリギリを狙うと危ないのでやめましょう。)

センタースタンドを立てた状態で荷台に重いものを乗せれば、前輪が持ち上がりますので、前輪のメンテナンスも簡単です。

また、センタースタンドであれば、バイクを傾けなくてよいので、狭いスペースでも駐車できます。

となりの自転車にミラー折られる心配も少なくなりそうです。

センタースタンドのデメリット

メリットの多いセンタースタンドですが、デメリットもあります。

駐車時には車体が少し後ろに動きますので、前後の長さが狭い駐輪場に停めるときは、バイクのおしりが道にはみ出さないように気を付けましょう。

あんまりはみ出すと傷つけられるリスクもありますし、雨が降ると、帰りにシートが濡れてるなんてことにも・・・。

サイドスタンドのメリット

サイドスタンド気軽にスタンドを使えるのがメリット。

車体の重量をグイっと持ち上げる必要がないため、ガリガリで非力なアナタでも安心!

バイクに乗ったままでも簡単に片足でサッとスタンドを立てることができます。

そのため、バイクのサイズが大きくなってくると、サイドスタンドが主流になってきます。

もう一つのメリットとしては、 バイクを傾けた状態で止めておきますので、チョット強い風が吹いても倒れにくいというメリットがあります。

台風の日に頑張って会社に行って、帰りに見たら倒れてる・・・なんてことにはなりにくいのがサイドスタンド。

傾けているだけ風の当たる面積は小さくなりますし、重心の高さも低くなるのでコケにくくなります。

サイドスタンドのデメリット

デメリットとしては、メンテナンス性が大きいですね。

タイヤを持ち上げて止めるわけではないので、足回りのメンテナンスはできないと考えていいでしょう。

ただ、「通勤用バイクなんぞのメンテナンスなんかやらないぜ」というアナタには、関係の無い話かも。

バイクが重くてセンタースタンド立てられないならコツをつかもう

バイクが重くてなかなかセンタースタンドを立てられないアナタにウレシイお知らせ

センタースタンドを立てるにはちょっとしたコツをつかめば、実はカンタンなんです。

とりあえず、動画で見るのが一番。チョット見てみてください。

動画の中でも一部、説明されていますが、センタースタンドを立てるコツとしては、以下のとおりです。

  • 比較的硬い地面の上に移動する。(芝生や土の上だとスタンドがめり込んでバイクが倒れる可能性大です。)
  • サイドスタンドを立ててバイクの左側に降りる。(普通にバイクを停めます。)
  • 左手でハンドル、右手で荷台もしくはタンデムバーなどの硬い部分を持つ。(この時、プラスチック部分は絶対に持たない。センタースタンドを立てるときにガチで引っ張るので、きっと割れます。)
  • バイクをほぼまっすぐになるように立てる。そのまま向こう側にたおしてしまわないように注意。
  • 左足でサイドスタンドを上げる。
  • センタースタンドを軽く踏みこみ、 センタースタンドの左側が地面に接していることを確認する。(センタースタンドはバイクの左側と右側の2か所で地面と接します。
  • バイクをゆっくりと右(奥側)に立てていき、センタースタンドの両側がきちんと地面に接しているか確認する。
  • ここからが本番
  • 両手は離さないまま、右足でセンタースタンドに乗ってしまいます。(センタースタンドに全体重をかけてください。左足は浮きます。)
  • 右腕を下向きに伸ばし、背筋を使ってバイクの後ろ側を持ち上げます。ウンチョコチョコチョコピ~~~のイメージ。このとき、腕を曲げて腕の力で上げようとするとセンタースタンドを立てることはできません。腕は伸ばして背筋を意識することがポイントです。背筋の方が100万倍くらいパワーがあります。100万倍は無いです。ごめんなさい。リアルなところ、10倍くらい?
  • センタースタンドが立ったら、颯爽とヘルメットを脱ぎ捨て、誇らしげにその場を後にしましょう。(これが一番大事。)

上の方法以外には、後ろ向きに勢いを付けてガッと立てる方法などがありますが、スペース的に難しい場合もありますので、ぜひ、ご紹介したセンタースタンドを立てるコツをマスターしてみてください。

センタースタンド無しのバイクを買ってしまっているアナタには ・・・

アナタはスタンドのことは考えず、ウキウキでバイクを選んで買っていませんでしたか?

この記事を読んで、スタンドについて考えると、「両方欲しいな。」と思いませんか?

しかし、スタンドのためにバイクを買い替えるなんて、あり得ませんよね?

そんなアナタのために、悪い知らせと良い知らせがあります。

悪い知らせ:センタースタンドは後付けできない

落ち込んでいる猫

センタースタンドは後付けできません。

もちろん、もともとセンタースタンドが付いているバイクのセンタースタンドを交換することは可能です。

しかし、元からセンタースタンド無しで設計されたバイクにセンタースタンドを取り付けることは困難。

まず、取り付けるための穴がないので、フレームに穴をあけるか、溶接してセンタースタンドを取り付ける必要があります。

この時点で、ご自宅ではムリですよね?

かといって、バイク屋さんにお願いしても、なかなか難しいでしょう。

マフラーの形状的にセンタースタンドを取り付けるスペースが無いというケースも考えられます。

この場合はマフラーから特注製作することになりますので、新しいバイクを買った方が安くなるかもしれません。

センタースタンドの後付けというのは、あまり現実的ではないのです。

しかし、まだ諦めたくないアナタのために、良い知らせをプレゼントします。

良い知らせ:センタースタンドの代わりになるものがある

メンテナンス時の事だけ考えれば、センタースタンドの代わりになるアイテムがいくつかあります。

まずは、バイク用のジャッキ。

自動車用のジャッキなら見たことあるのではないでしょうか。

自動車の非常道具入れの中に入っていると思います。

そのジャッキのバイク版です。

耐荷重は500kg程度ですので、自動車に使うのは不安ですが、通勤バイクを支えるには十分な強度があります。

パンク修理くらい自分でやっちゃいたいというアナタは、これくらい持っておくべき。

なんだかレーサーになった気分も味わえますし、メンテナンスしてる感も味わうことができます。

私も実はコレを持っているのですが、正直、マジ便利です。

ただ、バイクによっては、マフラーが邪魔してジャッキ部分にかさ上げが必要なこともあります。

その辺は臨機応変に行きましょう。

割と大きくて重く、バイクのリフト以外の仕事をしないので、家族から文句言われるかもしれません。

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そんな、おおげさなジャッキなんて買いたくない。

そんなアナタには、もっとコンパクトで最小限の役目を果たすコスパの良いアイテムがあります。

サイドスタンドと併用してリアタイヤを浮かせることができます。

チェーンの掃除をするくらいであれば、大活躍間違いなし。

なんだか心細い見た目ですが、250ccのバイクで使用されている方もいるようなので、結構使えるかもしれません。

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バイク通勤するならセンタースタンド付きのバイクで決まり!

では、センタースタンドサイドスタンド、どちらの方がバイク通勤に適しているのでしょうか。

ズバリ、「両方付いたバイク」がねらい目です。

バイク通勤には、利便性メンテナンス性が重要です。

残念ながら、その2つを兼ね備えたスタンドは、現状ありません。

しかし、バイクに1つのスタンドしか付けてはいけないという決まりはないので、センタースタンドとサイドスタンドの両方が付いたバイクを狙いましょう。

私も学生の頃にはセンタースタンドとサイドスタンドの両方が付いたバイクに乗っていましたが、かなり便利でした。

サッと止めたいときはサイドスタンド、メンテナンスや給油するときはセンタースタンド。

両方付いているからと言って、特にデメリットはありませんので、かなりオススメです。

ちなみに、以下のバイクはセンタースタンドとサイドスタンドの両方を装備しているようです。

通勤バイク選びの参考にしてみてください。

ホンダ:スーパーカブ50/110、ディオ110、リード125、PCX、フォルツァ

スズキ:アドレス110/125、スウィッシュ、ジクサー、バーグマン

ヤマハ:シグナスX、NMAX、BW’S125、トリシティ125/155、XMAX、マジェスティS、NMAX155

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