「バイクの洗車ってどうするの?むしろ、洗車するの?」
「チェーンってどうやって洗うの?むしろ、洗うの?」
そんなあなたのための記事です。
もくじ
バイクと車の洗車の違い
車の洗車、ちゃんとしてあげてますか?
ガソリンスタンドの自動洗車機で洗ったり、自分で手洗いしたり、コーティング屋さんに洗車込みで持ち込んだり、車検の時に洗ってもらったり・・・。
車はいろんなタイミングで洗車をする機会があります。
車庫に入れていない場合は、一日中外に放置しているわけですから、当然、汚れます。
車庫に入れているにしても、猫の足跡などが付いてしまうこともあるでしょう。
だから見かねて、あるタイミングで洗車をしますよね?
車だったら、
「フロントガラス汚れてきたな」
「鳥のフンが付いてるよ!」
という具合に、洗車フラグを感じ取ることができますが、バイクの場合はどうでしょうか。
フロントガラスなんてありませんし、車体が小さいので鳥のフンの的になる確率も低い。
そのため、バイクを洗う頻度はおのずと少なくなるものです。
(趣味でバイクに乗っている人は例外ですが)
朝、バイクが汚れていても、会社に遅刻してまで洗いませんし、帰りは暗くて汚れなんて見えません。
土日は置いておくだけなので気にもなりません。
つまり、通勤用バイクは洗うタイミングが無いのです。
洗うタイミングが無いからと言って、まったく洗わないと、見た目も悪いですし、思わぬ故障につながる可能性もあります。
適度な頻度で洗車を行いましょう。
バイクの洗車頻度ってどれくらい?
バイクはどれくらいの頻度で洗うのがいいのでしょうか。
毎日洗ってもいいですが、あまり現実的ではありませんよね。
大体、月に1回くらいは洗っておいた方がいいです。
毎週洗ってもいいですが、その辺はお好きなように。
車なら、自動で洗ってくれる機械がありますが、バイクの場合は自分で手洗いが基本です。
無理のない洗車スケジュールで洗ってあげてください。
チェーンって洗うの?
スクーターに乗っているアナタには関係ありませんが、チェーン駆動で走るMT車のチェーンは、車体と同様、洗車の対象です。
しかし、チェーンというのは、油でベトベトになっていることが普通なので、ほかの部品と同じ布やスポンジを使ってはいけません。
チェーン清掃専用のブラシもありますが、ケチ臭く洗車をするには、古い歯ブラシを使うと便利です。
我らの味方、パーツクリーナー様と併用することで、ベトベトの油をごっそり落とすことができます。
パーツクリーナーを吹き付けて、歯ブラシでゴシゴシ・・・。
また吹き付けてゴシゴシ・・・。
タイヤを回して、ゴシゴシいていないところに吹き付けて、ゴシゴシ・・・。
といった具合に磨き上げます。
ちなみに、チェーンがベトベトになったまま走っていると、チェーンがスプロケットからうまく離れず、カチャカチャと音を立てるようになります。
こうなったら、部品の消耗に大きく影響してきますので、できるだけ早く洗ってあげてください。
あと、かなり重要ですが、洗車が終わったら、チェーンには油をかけておきましょう。
バイク洗車の基本
バイクにはいろいろな汚れが付いているはずです。
例えば、砂、ホコリ、泥、虫の死骸、キズ、などなど。
洗車というと、「水でばっしゃーん」というイメージが強いかもしれませんが、バイクの場合は容易に「ばっしゃーん」してはいけません。
雨の日でも走れるといっても、水中は走れませんので、注意が必要です。
基本的に、マフラーに水が入らないようにしましょう。
少々入っても問題ありませんが、思いっきり入れると、中に水が溜まってエンジンからの排気ができなくなり、エンジンがかからない!なんてことになってしまうかも。
また、水をかける前に、100均に置いてあるようなホコリキャッチャー的なモフモフのやつで、サーっとやっておいた方が良いでしょう。
網戸を洗う時に先に濡らしてしまうと、ホコリが固まって掃除しずらくなりますよね?
あれと同じで、付いている汚れが取れにくくなり、取れるまで擦っていると、小傷だらけ・・・なんてことになってしまいます。
バイクの洗車は、土の上ではやらないようしましょう。
センタースタンドのバイクであればきっと大丈夫ですが、サイドスタンドのバイクだと、地面にスタンドが食い込んで、最悪の場合はバイクがコケてしまうかも。
水の跳ね返りもありますし、やはり、コンクリやアスファルトの上で洗車するのがベストです。
以上のことに気を付けて、楽しく洗車してあげましょう!