
「通勤時の日差しが眩しい・・・。」
「フルフェイスにサングラスって実際どうなの?」
「フルフェイスヘルメットとメガネは同時に付けていいの?」
そんなアナタのために、フルフェイスとサングラスを同時着用してウヒョ~~~!っという思いをした私からのご提案。
フルフェイスにサングラスは、・・・やめましょう。
もくじ
フルフェイスとサングラスの同時着用のデメリット
フルフェイスとサングラスを同時着用しているライダー、たまにいますよね?
何も知らずに同時着用してしまうと、けっこう危ないんです。
まず、フルフェイスとサングラスの同時着用におけるデメリットを確認してみましょう。
「フルフェイスにサングラス」は、くもる

単純に、サングラスがくもって前が見えなくなるから危険なのです。
ちなみに、くもっているのはサングラスだけではなく、シールドもくもります。
ダブルで見えにくくなりホワイトアウト状態になってしまいます。
前が見えないのにバイクに乗るって危険ですよね?
では、なぜくもるのでしょうか。
ヘルメット内部の水蒸気が結露するからです。
基本的にヘルメットの中はスーパーハイパーウルトラソウルな多湿状態。
工業高校の男女比くらいのヤバさです。
ヤバいでしょ?
夏場であれば温度が高いので結露しにくいのですが、冬場になると簡単に結露します。
冬にフルフェイスを被って、サングラスを掛けて、フーっとため息を吐くと即ホワイトアウトです。
サングラスを付けて走ると明るさの変化に対応できない
太陽が眩しいときには、サングラスをかけたくなりますね。
でも、反対に、いきなり暗くなったときには、サングラスを外さないといけません。
バイクで走っている場合、トンネルに入ったり、日が暮れたりしたとき、いちいち停車してサングラスを外して、どこかに収納する必要があります。
田舎の小道ならともかく、大きめの道路を走っているときにはメンドウ。
かといって、サングラスを付けたまま走ると危ない。
トンネルを出て明るくなったときに、またサングラスを付けないといけない。
フルフェイスにサングラスというのは、なかなかむずかしいものですね。
サングラスが密着するので顔が痛くなる
フルフェイスの中のスペースは広くありません。
クッションが顔にフィットしていますので、サングラスを入れるスペースなんてないのです。
フルフェイスの種類によっては、サングラスのフレームを通すスペースのあるものもありますが、安モノのフルフェイスはそんな機能なんてありません。
クッションと顔の間にサングラスを挟んで走りますので、サングラスが顔に押し付けれられ、中長距離のライディングでは顔(耳や鼻)を痛めることに・・・。
バイク通勤でサングラスをかけていくと、朝からやる気を削がれる可能性が大です。
サングラスで顔が見えないので顔パスできない
バイク通勤をされている、もしくはバイク通勤する予定だというアナタは注意しましょう。
フルフェイスにサングラスでは、顔が分かりません。
ホントに、誰か分かりません。
会社の入り口に守衛さんが立っているような会社では止められるかも。
運悪く、社員証を忘れたときなんて、確実にアウトです。
かといって、入り口の前で止まって、サングラスを取り外すというのも、後続車両たちに白い目で見られること間違いありません。
フルフェイスとサングラスは併用できないの?
ライダーというものは、人の意見や自動車の流れには流されないものです。
これだけディスっても、どうしてもフルフェイスにサングラスしたいというアナタには、いくつか策をプレゼント!
サングラスを温めとくもりにくい
バイクに乗る前にサングラスを温めておくのは、かなり有効な対策です。
しかも、タダなので費用対効果は無限大です。
朝起きて、支度をしている間にコタツやヒーターで温めておきましょう。
なんとビックリ、サングラスがくもりにくくなります。
しかし、効果は長続きしません。
とくに、寒冷地方になると、バイクのエンジンをかけるまでにサングラスが冷えてしまうことでしょう。
サングラスを温めている間にママに踏まれるなどの壊滅的なダメージを受けないとも限りませんし・・・。

フルフェイスを使わない
シールドのないヘルメットはサングラスと同時使用しても問題ありません。
当たり前すぎてどこにも書いてません。
アナタの吐息はすぐに風に流され、ヘルメット内にとどまる事ができないので、サングラスがくもることもありません。

しかし、バイク通勤をするアナタには、フルフェイスをかぶって欲しいものです。
サングラスのくもり防止の観点からすれば、シールドのないヘルメットは非常に適していますが、もしものときの時を考えると、だんぜん、フルフェイスをおすすめします。
どうしてもフルフェイスが嫌だというアナタはせめてオープンフェイスのヘルメットを選ぶことをオススメします。
良いフルフェイスと良いサングラスを使う
有効な手段としては、通気性の良いフルフェイスを使うことです。
くもりにはヘルメットの通気性が関係しています。
しょぼいフルフェイスでは、通気性が悪い、もしくは通気の為の穴がないため、吐息がヘルメット内にとどまってしまいます。
当サイトで紹介しているレベルのフルフェイスヘルメットであれば、十分な通気性能が期待できます。
通気性の良いフルフェイスに加えて、くもりにくいサングラスを使うのもオススメ。
くもりにくいサングラスの条件としては、スキマが多く、空気がよく通ることが大事。
フレームにパッドが付いているものもありますが、あまりオススメしません。
というのも、吐息による水蒸気は入りにくいかもしれませんが、逆に、一度入ってしまえば、出にくいからです。
そのため、パッドで覆ってしまうのではなく、がっつりスペースのある、いわゆる普通のサングラスの方が良いのです。
フルフェイスにメガネはOK?
ここで、ふと気になりませんか?
「え?俺、メガネなんだけど?バイク通勤できないんじゃね?」
そんなアナタでも安心してバイク通勤を始めたくなるようなステキなお話です。
メガネはくもりにくい
「サングラスはくもるって言われても、メガネは掛けたい・・・」
メガネ派のアナタには、毎日コンタクト付けて通勤するなんて考えられませんよね?
それが嫌でバイク通勤を始めていなかったとすれば、モッタイナイことです。
ご安心ください。(メガネは)くもりにくいですよ。
そもそも、なぜサングラスがくもるかと言うと、ガラス面に水蒸気が結露するから。
じゃあ、なんで結露するかというと、ガラスが冷たいからです。
サングラスを家でもかけている人は居るかもしれませんが、一般的には、玄関や棚など、室温で保管しているハズ。
冬の朝の室温というと、ものすごく寒いわけで、そこに吐息をかけると間違いなくくもります。
だから、フルフェイスの中のサングラスはくもるのです。
しかし、メガネの場合はどうでしょうか?
メガネの場合は、顔を洗ってからずっとかけてますよね?
顔の近くに置いているようなものなので、顔の熱で温められていますので、吐息との温度差が少なく、ガラス面がくもりにくい状態になってるのです。
フルフェイスにメガネはくもり止めで対策
ただ、信号待ちなどで止まっている時は、良いヘルメットでも悪いヘルメットでもくもります。
このくもりへの対策としては、メガネにくもり止めを塗るのがスマートな解決策。
市販のメガネ用くもり止めでも十分効果を得られますので大丈夫ですよ!
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良いフルフェイスを使えばマシ
くどいですが、これはマストです。
良いフルフェイスを使いましょう。
ここで言う、良いフルフェイスというのは、以下の条件に当てはまるものです。
- 通気性が良い
- メガネのフレームが収まるスキマがある
フルフェイスにサングラスは危ないよ
結論としては、やはり、フルフェイスにサングラスというのはオススメしません。
特に冬場はくもって見えなくなり、危険です。
ただ、通気性に優れたヘルメットを使うことで、サングラスでもメガネでもくもりにくくすることは可能。
毎朝、眩しい太陽に向かって通勤するアナタには、ミラーシールドやスモークシールドがおすすめ。
その場合は帰り用にクリアのシールドを持っておきましょう!
そして、スマートかつハイセンスなフルフェイスを選ぶという選択肢も忘れてはなりません。
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