こんにちは。
今回は通勤ライダーのためのライディングテクニック(ライテク)をお伝えします。
イキナリですが、下の絵を御覧ください。
どうでしょうか。
どこに危険が潜んでいるか分かりましたか?
「危険予測なら、先に書けよな・・・」
と、思ったアナタは要注意。
車でもバイクでも、道路に出れば常に危険と隣合わせなのです。
しかし、どんな危険があるのかを知っていれば、対策できます。
もし何かあっても程度が小さくて済みます。
このページでお伝えするライテクとは、そういうことです。
カーブのライン取りや、ジャックナイフのやり方はお伝えできませんので悪しからず・・・。
ちなみに、私が上の絵の状況に遭遇したとすれば、以下の事が気になります。
- 信号が赤に変わって前の車が急ブレーキ
- 左の道からの飛び出し
- 黄色い対向車が急に右折してくる
- 黄色い車の影にバイクがいて右折してくる
- 後ろに車がいて追い抜きに来るが、対向車があるため自分の方に幅寄せしてくる
- 周囲の車に日光が反射して目がくらむ など
通勤ライダーは安全第一でなくてはありません。
ですが、「安全=トロトロ走る」ではないのです。
朝っぱらから颯爽と駆け抜けて出勤するための具体的なライテクをまとめました。
気に入ったものがあれば、明日の朝からやってみましょう!
もくじ
カーブミラーの確認
通勤ライテクの中で最も大切なものは、危険予測です。
その危険予測において絶大な効果を発揮するのは「カーブミラー」です。
T字路などではカーブミラーを見ずに交差点に入っていくことは無いと思いますが、民家の軒先や、小さい道のカーブミラー、毎回確認してますか?
「めったに出てこないから大丈夫だよ」
と思って、ボーっと通り過ぎないでください。
危ないから、わざわざカーブミラーが設置されているんです。
危ないんです、そこは!
カーブミラーの中には、距離感が把握しにくいものや、
曇って見えにくいものもあるので、
カーブミラーで見える世界を信用しすぎないで下さい。
カーブミラーの存在そのものに注意を向けましょう!
カーブミラーと遭遇する度に、アナタの想像力を存分に発揮してみて下さい。
「車がちょろっと出てくるかも」
「子供が飛び出してくるかも」
「魚を加えた猫が・・・」
きっと楽しく安全運転できるようになりますよ!
後方確認
後方確認は、自動車でも大切ですよね。
「後方良し」のリズムに乗せて、
ルームミラー、サイドミラー、そしてミラーの死角を肉眼で確認。
教習所ではそのように習いましたよね。習ったはずです。
しかし、バイクの後方確認は自動車のそれとは少し違います。
ミラーをみて、死角を確認するだけですが、少々、コツがあります。
絵で書くとこんな感じです。
「振り返る」のではなく、「アゴを引く」のです。
コレができるライダーはカッコイイ!
むしろ、「振り返る」ライダーはアホっぽく見えます。
そもそも、後ろはミラーで確認するので見る必要はありません。
ミラーの死角となっている、横を見れればそれでいいのです。
わたしも初めは「振り返りライダー」でしたが、
このライテクを知って以降、自称カッコイイライダーになることができました。
いかに目立つか
通勤ライダーとして忘れてはいけない事があります。
それは、目立つこと。
趣味の悪い改造をして目立つのも一手ですが、
「えぇっ!あの人、ヤンキーなの!?」
という部下や同僚からの視線は嫌ですよね・・・。
では、どうすれば、小さなバイクが道路で目立つようになるのでしょうか。
実は簡単なのです。
下の絵を御覧ください。
バイクがよく見えるのはどちらの絵でしょうか。
・・・2ですよね。
バイクが道路で目立つには、車線の真ん中を通行すれば良いのです!
これは、後ろの車だけでなく、対向車にも効果あります。
対向車から見ても、早い段階でバイクが視界に入ってくるので、
右折車に巻き込まれにくくなります。
ただし、前の車両とは十分に距離を開けてくださいね!
まとめ
こうして見ると、通勤ライダーって、頭使いますよね。
朝から頭使って、脳みそフル回転で働きましょう!