バイク簡単メンテナンス講座:空気圧調整

通勤ライダーが知っていると役に立つ簡単メンテナンスを紹介します。

今回は空気圧調整について。

「そんなん、知っとるわ」

と思われるかもしれませんが、初心忘れるべからずです!

 

空気圧の調整って大事なの?

アナタは自転車に乗ったことがありますよね?

中学生や高校生の頃には大変お世話になりました。

でも、自転車ってメンテナンスしてましたか?

 

パンクくらいは経験済みかもしれませんが、

派手にコケたり、事故を起こしたりしない限り、

基本的に「乗りっぱなし」ではありませんでしたか?

 

そんな手のかからない自転車でさえ、必要なメンテナンスがあります。

それが、タイヤの空気圧です。

 

タイヤの空気が抜けた自転車に乗ると、スゴく疲れませんか?

バイクも同じです。

 

バイクも自転車と同じように2つのタイヤの空気圧を適切に保っていないと、燃費が悪くなります。

「そんなに荒っぽい運転してないのに、燃費が伸びない」

と思ったら、原因はタイヤの空気圧かもしれません。

 

タイヤの空気圧は燃費だけでなく、走行の安全性にも影響します。

タイヤの空気圧が高すぎると燃費は良くなりますが、路面とタイヤの摩擦力が低下し、スリップしやすくなってしまいます。

雨の日なんかは特に危険です。

 

タイヤの空気圧は高すぎても、低すぎてもダメなのです。

 

タイヤに空気を入れるには

タイヤの空気は自然と抜けていきます。

こればっかりは防ぎようがありません。

そのため、適当なタイミングで空気圧をチェックして、空気を入れる必要があります。

ガソリンスタンドなどで店員さんに頼めば、空気圧を調整してもらうこともできます。(基本的に無料のはず。)

 

近頃は、気圧計付きの手押しポンプを安く買えるようになりました。

アナタがその類のヤツを持っているなら、ご自宅でも空気圧調整はできます。

ただ、一昔前の手押しポンプだと、洗濯バサミのような形の自転車用のアダプターしか付属していない場合があります。

アナタの知らない間に紛失した可能性もありますが・・・。

 

ご自宅のポンプのアダプターをチェックしてみて下さい。

もし、アナタがこれから買うとすれば米式のアダプターがついているタイプにすることをおすすめします。

基本的に国産バイクは米式バルブが採用されているようです。(海外メーカーのバイクは違うバルブかもしれませんのでご注意下さい。)

ちなみに、車も基本的に米式バルブなので、車にも手押しポンプで空気を入れることができるようになります。

 

もちろん、圧力計の付いていないポンプでも空気を入れることができます。

しかし、その場合は下の絵のような装置で空気圧を計測する必要があります。

この器具、扱いが結構難しいので注意が必要です。

 

シロウトが使うと、せっかく入れた空気が抜けてしまいます。

その抜けた分をまた入れ直して・・・。

という堂々巡りに陥る可能性が大きいです。

少なくとも、私はそうでした。

時間と体力をムダにしないためにも、圧力計付きのポンプを買うことをオススメします!

 

タイヤに空気を入れてみよう

タイヤに空気を入れる手順を説明します。

実際にやるときにはこの画面を見ながらやってみてくださいね!

 

①バルブの位置を調整する

バルブが見えやすく、触りやすい位置に来るようにタイヤのオリエンテーションを整えます。

後輪はスタンド立てた後にいくらでも調節できますが、前輪は少し面倒なので、初めから調節しておくことをおすすめします。

 

②バルブのフタを外す

バルブのフタを回して外します。

絶対になくさないようにして下さい。

絶対になくさないようにして下さい。

最も大切な作業なので2度言いました。

 

③アダプターを開く

ポンプのアダプターについているレバーを起こし、開いた状態にします。

開いたと言っても外からは何も分かりません。

 

④アダプターをバルブに接続する

このとき、ちょうど良い差し込み具合にする必要があります。

差し込みが浅すぎると空気が入らず、

深すぎると空気を入れた後にアダプターが抜き取りにくくなります。

最悪、もがいている内に空気が抜けてしまいます。

丁度いい差し込み具合は、実際に何度かやってみると分かってきます。

 

⑤アダプターを閉じる

③で起こしたレバーを倒します。

アダプターの差し込みが適切であれば、これでタイヤに空気を送り込む準備が完了しました。

 

⑥空気圧を確認しながらポンピング

ひたすらポンピングです。

圧力計を確認しながら空気を入れていきます。

 

ポンピングした瞬間に圧力が上がって、ポンプが固くて押せなくなった場合は、アダプターの差し込みが足りていません。

アダプターを開く(③)からやり直しましょう。

 

「アダプターの差し込みが適切」であれば、徐々に空気が入っていきます。

ポンプで空気を入れていると、圧力計の目盛りが結構動きますが、

ポンピングしていないときの圧力が「タイヤ内部の空気圧」です。

 

「・・・で、どこまで入れればいいの?」

となった場合は、書いてある場所を探しましょう。

車体のどこかに表のステッカーが貼りつけられているはずです。

スクーターならシート下スペース、MT車ならチェーンカバーあたりにあることが多いです。

どうしても見つからない場合は説明書に書いてあるはずです。

 

空気圧は高めに設定すると燃費が伸びます。

しかし、あまりに高めすぎると走行が不安定になりますので、注意しましょう。

空気を入れすぎた場合は⑧の方法で空気を抜くことができます。

 

⑦アダプターを開ける

空気を入れ終わったら、逆の手順で外していきます。

まず、アダプターのレバーを起こします。

 

この時、アダプターの差し込みが適切であれば何も起こりませんが、

差し込み過ぎていると、ガンガン空気が抜けていきます。

その際は、差し込みを調節して、もう一度空気を入れなおします。

 

⑧アダプターをバルブから離す

アダプターのレバーが起きていることを確認して、アダプターをバルブから引き抜きます。

空気圧を適切にできた場合は⑨へ進んでください。

 

空気を入れすぎて空気圧が高くなっている場合は、下の絵のようにしてタイヤの空気を放出させて空気圧を下げます。

もちろん、この後は④に戻ります。

 

⑨バルブのフタを戻す

バルブのフタはありますよね?

バルブのフタはありますよね?

例に倣い2度言いますが、この時点でなければ後の祭りです。

バイク屋さんに取り寄せてもらうか、自分でアマゾンで買うかしましょう。

フタなしで走っていると思わぬ故障につながる可能性があります。

 

以上で空気圧の調整は終了です。

お疲れ様でした。

 

最終兵器:コンプレッサー

コンプレッサーを使えば、手押しポンプをシャコシャコしなくてもタイヤに空気を入れることができます。

日常的な空気圧調整だけでなく、チューブレスタイヤのタイヤ交換やパンク修理なんかもできるようになります。

 

しかし、騒音や置き場の問題が出てきますし、日常的には手押しポンプで十分です。

タイヤの空気圧調整のためだけにわざわざ買う必要はありませんが、

「今後のために道具を揃えていきたい」

というのであれば、1家に1台はある方がいいです。

最近では便利なハンディタイプもあります。

 

まとめ

たかが空気圧調整、されど空気圧調整。

アナタにとっては、当たり前の内容で退屈だったかも知れませんが、この記事を読んだついでに、空気圧をチェックしてみて下さい。

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